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Fret Press Caulを試す

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自作の8弦ギターのフレット浮きを修正しようと目論んでいた時になんとかフレットをうまい具合に溝に入れる事ができないものかと悩んでいた時に目に付いたのがStewart-MacDonaldのFret Press Caul。

http://www.stewmac.com/shop/Fretting_supplies/Pressing/Fret_Press_Caul.html

本来ならハンドプレス機などに装着してフレットを圧入する物なんですが自分の場合はボール盤の先に取り付けて圧入してみようと購入してみました。



こちらがそのFret Press Caul。
先端の金具が取り外しできるようになっていて指板のRによって金具を使い分ける事ができます。
また本体はボール盤やプレス機に固定しても写真のように先端が曲がるようになっています。



実際に使用している写真です。実験台はいつものお試しフレッティング用端材。
本来は指板の真ん中にFret Press Caulが来るように設置して圧入しますが8弦ギターなどの幅が広い指板では金具の幅が足りない為にフレットの両サイドが浮いてしまいます。
ですので真ん中で圧入した後にこうやって端もきっちり圧入しました。
金具の先端が可動するので指板の端でもきっちり圧入する事ができます。
ただボール盤だとかなり力を 掛けなくてはいけませんでした。このボール盤は金属の穴あけにも使用する物なので結構な力を掛けても大丈夫でしたがホビー用の物だと壊れてしまうかもしれません。

結論としてはお金があるなら専用のアーバープレス(ハンドプレス機)を買った方が良いと思います。
自分はお金が無いので力を込めてボール盤で圧入したいと思 います。
ただ今までのようにハンマーとフレットセッターでガンガン叩き入れるよりはネックにも負担が掛からないでしょうし、びくびくしながら打ち込まなくて済むので精神的にも良いかと思います。

これでフレッティングの不安が1つ取り除けたかな?



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