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8弦ギターを作るぜよ 其の3
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2008.0331
トリマーを使って少し形を整えてみました。

う〜ん前回に比べてあまり変わっていませんね〜。

やはりトリマーを使うのが怖いので今回は新たな方法を導入してみました。
ドラムサンダー又はサンディングドラムという物で筒状のサンディングペーパーをドリルやボール盤に取り付けてボディーを削るという代物。
http://www.guitarworks.jp/item.php?lg=1215

ボール盤に取り付けるとこんな感じです。ちなみにボール盤は実家が整備業をしているので業務用の大きい物でボディーのサイドを削るのにちょうど良いサイズです。

これなら多少時間は掛かりますが安全なので安心して作業できます。


2008.04.01
Stewart-Macdonald http://www.stewmac.com/ に注文していた荷物が届きました。
いやぁ早い!ただ送料が約3500円と通関手続きなど諸々の手数料が1000円くらい掛かったので海外でしか手に入らない物を買う時でしか利用しないほうが良いのかもしれません。
写真中央の赤い棒がトラスロッド、その上の黒い棒がカーボンロッド、小さい箱に入っているのがSafe-T-Planer http://www.stewmac.com/shop/Tools/Planes/Wagner_Safe-T-Planer.htmlと いう物でボール盤に取り付けて木材の厚み等を削ったりする為の物です。あとは接着剤のタイトボンド、コントロールキャビティ用のルーティングテンプレー ト、ナット用のヤスリといった感じです。
ペグの写真が写っているものはStewart-Macdonaldのカタログです。
カーボンロッドという物を初めて手にしましたがこれは凄い!堅さは鉄のように堅いのに物凄く軽い!
釣竿やゴルフクラブ、最近では飛行機の素材にも使 われているとか。これをネックに仕込めば反る気がしません。
果たしてトラスロッドは必要なんでしょうか?
でも一応念の為にトラ スロッドも仕込みます。

送料の事を考えてなるべく一度の買い物で済むようにした結果ですが少し買い過ぎました。しばらく買い物は控えます・・・。



2008.04.08
1週間ほど経ちましたがドラムサンダーを使ってほぼボディの外周の形を整えました。残りはトリマーが吹っ飛んで掘り過ぎたネックポケットと単純にミスして掘り過ぎたリアピックアップキャビティの修正です。

写真を撮るのを忘れましたがまず最初に掘り過ぎた部分が平らになるようにトリマーで整えました。そこにキャビティーのサイズに合わせて切った木材を接着してもう一度正しいサイズに掘り直すというわけです。

今の状態がこちら。
タイトボンドを塗った木材をクランプを使って圧着しています。

とりあえずこのまま一晩置いておききましょうか。

次こそはミスしないように掘らなければ・・・。


2008.04.12
接着した木片をトリマーで掘り直し無事に修正が完了しました。

ボディーはこれで終わりかな?と思ったらコントロールキャビティーやコンターがまだでした。特に右腕が当たる部分のコンターに関しては自分が持っているギターが全てアーチドトップなので参考にならず・・・。楽器店に偵察に行ってみましょうか。
早くネック作りもやりたいなぁ・・・。



2008.04.17
コントロールキャビティー用を掘る為にStewart-Macdonaldで購入したトリマー用テンプレートを使おうとボディーに乗せてみたら・・・ テンプレートが大きすぎて使えませんでした!手間を省く為に購入したんですが・・・。なかなか思い通りにならないものですね〜。

という事でボディーに合わせたコントロールキャビティー用のテンプレートを作りました。
写真で比べるとStewart-Macdonaldのテン プレートがいかに大きいか分かると思います。今までテンプレートを作る時は糸鋸でくりぬいてヤスリで整えるという手作業でしたが、今回はドリルでいくつも 穴を開けてくりぬきドラムサンダーで形を整えるという方法で作りました。

この方が遥かに早く作業できて良かったです。
コントロールキャビディーもボール盤でいくつも穴を掘っておいてトリマーで整える方が良いかもしれません。

トリマーが怖いのであまり使いたくないという理由もあるんですけど・・・。



「鬼に金棒!」と言いたくなるような道具を手に入れました。

回転ヤスリという物でドラムサンダーのようにドリルやボール盤に付けて削る道具で1個500円〜1000円くらいでサイズも色々あります。

これをどう使うかというと
まずはボール盤でコントロールキャビティーにする箇所に穴を開け、ノミ等で均すんですがノミの代わりに穴と穴をラジオペンチで挟んでねじると簡単に不要部分を除去する事ができます。

ある程度均したらドラムサンダーを使う要領で回転ヤスリをボール盤に取り付けて凸凹になった箇所をなぎ払うように動かして使うと形を整える事ができます。
上の写真のヤスリは荒削り用ですが仕上げ用の物を使うと更にキレイに整える事ができます。

仕上げ用の回転ヤスリを使っている様子です。

少しきつく押し付ける事で僅かに堀り下げる事もできるので表面を平らに仕上げる事もできます。かなり時間が 掛かりますが安全に作業する事ができるのでなかなか良い感じです。

あと少し掘り下げればキャビティー部分は完成なのでトリマー無しでもなんとかなりそうですね〜。



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