2008.07.29
8弦ギター製作もそろそろペグの穴やネックジョイント用の穴を開けなくてはいけませんが、ぶっつけ本番で行うのは危険なので端材で練習&ビスがきちんと入るか確認しておきます。
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写真左は各サイズの穴を開けて実際ビスやパーツが入るか試したもので右下はペグ用穴の練習跡ですがヘッドと同じ厚さに削って表側8mm、裏側10mmの穴
を開けてペグをはめてみましたが若干きついようなので8.5mm、10.5mmのビットを使ったほうが良いかもしれません。 |
それから実際に練習してみて分かった事は穴を貫通させる時に木材がめくりあがる事があるという事。
安物のビットの所為か練習用の木材が粗悪な所為なのか・・・。
貫通させる穴だけでも品質の高いビットを買ってみましょうか。
とりあえず練習しておいて良かった・・・。
2008.08.01
新たにC型ショートビットという物を購入しました。貫通口がきれいに仕上がるというコピーでしたがこれがなかなか綺麗にに穴を開ける事ができます。
このビットを使いヘッドにペグ用の穴を開けます。
穴を開ける時はいきなり目的のサイズのビットで穴を開けるのではなく、最初に2mmくらいの小さなビットで貫通させておいてその穴を目的のサイズのビット の中心を合わせて穴を開けました。
これなら中心がずれる事なくペグ用の10mm、8mmという2サイズの穴を開ける事ができます。
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全ての穴を開け終え実際にペグを取り付けてみました。
今回使用したペグはヒップショットというメーカーのロックタイプのペグですがなかなか重厚な作りでしっかりしています。
弦をロックできるペグだとシュパーゼルやゴトーのマグナムロックなどが有名ですがこういった珍しいモデルを付けられるのも自作ならではの楽しみでしょうか |
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こちらは表側。
図面はボロボロですがjさんのアドバイスを参考に当て木をしてヘッド裏面から貫通させましたがめくれも出ませんでした。(jさんありがとうございました。) |
ペグを付けてみるとギターに近付いた感じがしますね〜。
デザイン的にどうかな?と思っていましたが意外にかっこよくなるかも?
そしていよいよ指板接着!
指板の接着は短時間で作業しなくてはいけなかったので写真は撮っていません。
手順としてはきちんとトラスロッドを入れぐらつきがないか確認、接着面を固く
絞った濡れ雑巾でしっかりと拭いて汚れを取る、ネック側にたっぷりと接着剤(タイトボンド)を塗って指板を乗せる、いきなりクランプをしようとすると接着剤でぬるぬるになったネックと指板がずれるので軽くクランプをしながらはみ出てくる接着剤を雑巾で取り去りつつ徐々に位置を固定していきクランプを回してははみ出た接着剤を取り去るというのを何度も繰り返して圧着させました。
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現在はクランプを掛けて置いている状態です。 |
念のために丸一日は置いておき次はフレット打ちかな?
1日経って指板が接着できたのでパーツを乗せて記念撮影。
ちゃんとギターの形になってきましたね〜。
2008.08.07
ちゃんとギターの形になってきたところで必要な穴を開けておきます。
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こちらはピックアップ用のリード線が通る穴をロングビットのドリルで開けているところ。 |
ブリッジ用の穴も開けて弦を通す穴、弦用ブッシュの穴も開けました。
本来一直線に穴が開かないといけない所が若干ずれてしまいました。
これは切れないビットで開けた所為だと思われます。
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このように表から弦を通す穴を貫通させた後で図面を貼り、目的の深さにできるようにマスキングテープを貼って穴を開けたんですが・・・。 |
もう一度穴を埋めてやり直すか機能的に問題ないのでそのままにするか・・・。
残しておいて次にギターを作る時の課題にするのも良いかもしれません。
ちょっと考えておきます。
そしてネックジョイント用の穴を貫通させジョイント金具用の穴も開けました。
ジョイント付近は弾きやすいようになだらかに削っています。
これはドラムサンダーと手作業で行いました。
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様々な穴を開け終わった状態がこちら。
一緒に写っている端材は新たに1ヶ所溝を入れてフレットを打った後、エッジの処理もやってみました。
フレットを打ったら余分なフレットをカットして両サイドを金工ヤスリで削りエッジが手に当たっても痛くないように削りました。
遠目に見るとなかなか上出来。でも近くで見るとまだまだです。
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今度こそ本当にフレッティング!
たぶん・・・。
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