もう1年になるんですねぇ? LIVE中に撃たれて亡くなった時私はそんな事まったく知らずに「カウボーイ・フロム・ヘル」を久しぶりにCDライブラリに復活させ聴きまくってて「ギターマガジン」で初めて知った時には本を持つ手が震えるほどショックでした。
思い起こせば中学の時「ヤングギター」で初めてダレル(この時はダイアモンド・ダレルと名乗ってた)を見た時はそのイカツイ風貌、ボロボロのDEANのギターを見て音も聴かずに「パンテラは好きじゃない」なんて言ってたんですが、初めて聴かしてもらったのが「カウボーイ・フロム・ヘル」に収録されている「DOMINATION」だったんやけど、正直ビビリました。あの空気感の無いザクザクしたギターリフ、コンテンポラリーかつ繊細なソロプレイ、全て初めて聴くようなサウンドで一気に虜になってしましました。見た目だけで判断していた自分が恥ずかしかった。
それからというものダレルのギタープレイには驚かされるばかりだった。もちろんパンテラ全体が凄かったんやけど。「BECOMING」でのワーミーペダルを使ったプレイや変則的なリズムを使った曲など常に革新的なプレイで魅了してくれました。
そんなダレルがパンテラをやめてダメージプランというバンドを始めた時は正直あまり聴く気になれなかった。ダレル=パンテラだったので・・・そのまま聴かないうちにダレルが亡くなってそれ以降ダメージプランを聴く気にはなれなかった・・・
亡くなって1年たまたま試聴する機会があったので聴いてみたけどカッコいい!!パンテラの時よりも歌メロを強調した感じやけど極悪サウンドは相変わらずでメタルギタリストに新たな可能性を見出せるサウンドでした。それだけにダレルが亡くなったのは惜しい限りです。
ともあれダレルには数々の新たなギタープレイを見出してくれた功績を褒め称え、あらためてご冥福をお祈りいたします。地獄で安らかに眠ってください。
↓ダメージプランの曲が試聴できるHP
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