《働き盛りが餓死する国》

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今日NHKのクローズアップ現代を見たんですがあまりの内容に絶句してしまいました。
内容は

Yahoo!番組表より

クローズアップ現代「“助けて”と言えない?いま30代に何が?」
厳しい雇用情勢の中、生活に困窮する30代が急増。しかし、命に危険を及ぼしかねない状況になっても、助けを求めようとしない。「助けて」と言えない30代の実像に迫る。

というもので冒頭に39歳の方が生活に困窮し生活保護を申請しようとするも職探しするように促され申請せずに数ヵ月後に餓死してしまった事例等を挙げ問題提起していました。

詳しい状況などはこちらのニュースサイトに載っています。
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2009/06/2009060501000684.html 大分合同新聞より
生活保護受けず無職男性が孤独死

北九州市で起こった事なんですが以前このブログで取り上げた「おにぎりが食べたい」と書き残して餓死された方も北九州市・・・。これはシステム自体が問題なのではないでしょうか。

あとこの番組では30代に焦点を当てていましたがそれはちょっと違うのでは?と思っています。30代に限らず人にはそれぞれ得意な事、不得意な事、経験していないければどうして良いのか分からない事があり、例えば自転車に乗った経験がなければすぐに乗る事ができないように今まで人に頼る経験が無ければどうやって頼って良いか分からない事もあるでしょう。そういった人が必死の思いで生活保護を申請に行って突き放されてしまったらどうなる事か。個々のマイナス面を補いあって発展するのがコミュニティーを形成するメリットなのに役割を果たさないなんて・・・。これは根本から見直さないといけないのかもしれませんね。

自分自身に何ができるのか考えてみたいと思います。

コメント(2)

自分が今勤めてる派遣先ですが、新しく入った若い方が大人しい方であまり世間慣れしてない事もあり、仕事がおぼつかないんですけども、寄って集ってはやし立てたり批判したりする場面が目につきます。

仕事を教えるにしても自分の物差しで判断してうまくいかないと頭ごなしに攻め立てます。

入ったばかりなので仕事ができないのは当たり前なのに、できる仕事から徐々にやってもらおうとか、いい大人がそういう配慮もできないのです。
一緒に仕事をしてる仲間という意識はその人達にはないようです。

自分基準でしかモノを考えられない人ばかりになってきてるんでしょうか・・。

>すず菌さん
すず菌さんの職場もなかなか大変そうですね。確かに相手の立場になって考えてあげる事ができない人が多くなってきたような気がしますね。残念な事に結構な年齢の方でもそういった方が目立つようになってきた気がします。

個人主義や成績、成果主義で考える機会が与えられずに忙しく生活しているとそうなってしまうんでしょうか。集団で生活している以上は互いに配慮しあってマイナス面を補っていけばストレス無しに効率化した生活をおくれそうですけどね?。

そういったメリットを理解して良い方向に向かってくれると良いんですがどうしたら良いものか。

こういった問題は定期的にブログで取り上げて考えていきたいと思います。

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このページは、akiraが2009年10月 7日 23:59に書いたブログ記事です。

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