《今月のヤングギター 記事篇》

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という事で昨日の続きです。

巻頭のマイケル・シェンカー特集ではライブレポ、今回のライブについてのインタビュー、機材紹介がありましたが注目すべきは機材。昔からほとんど変わっていませんが全て簡単に揃えられる物ばかり。アンプはJCM-800、エフェクターはジム・ダンロップ製のダイムバックモデルのワウ、あとは全てBOSSのコンパクトエフェクター(コーラス2種類、ディレイ2種類、チューナー)ヴォリュームペダル、これだけで音を作っているんですから驚きです。昨日も書きましたがマイケル・シェンカー御大の手に掛かればどんな機材でも自身のサウンドが出せるんでしょうね?。

機材といえば去年の12月に来日したGUNS N' ROSES。Bumblefootことロン・サールの機材は以前から足の形のギターやヴィジェ製の金属指板のフレットレスなどユニークな物を使用していましたが今回は同じくヴィジェの金属指板フレットレスとフレッテッドのダブルネック!これならパートによって持ち替える必要も無いけどこれを使いこなせるロン・サールも凄いです。ロン・サールだけでなくトリプルギター全員の機材とインタビューもあり読み応えのある特集になっています。

インタビューで気になったのがジョン5。現在はロブ・ゾンビのバンドでギターを弾いていますがその前はマリリン・マンソンで弾いていたのでどちらかというと濃いキャラが目立ってしまいますがその腕はなかなかのもの。速弾き、タッピングは勿論カントリースタイルのチキンピッキングを使った速いフレーズが得意でテレキャス好きというバンド活動とはまったく違った一面を持っているのが興味深いところ。インタビューではロブ・ゾンビでのレコーディングのエピソードやその違った一面についても語っています。そして来月号のDVDに彼の演奏が収録されるとの事なので来月号は期待できそうです。

奏法系では「ギター極弦値測定テスト」なる企画があるんですが「極弦値(きょくげんち)」とはギターテクニックのみならず、知識を含めたギターに対する理解度を総合的に判断する数値との事・・・。実にヤングギターらしい表現じゃないですか(笑)。こういった企画がある限りヤングギターは安泰ですね?。奏法面ではリフから高度な速弾きまであるのでやりがいがあると思います。

来月の予告によるとNAMMショウの様子が取り上げられそうな感じなので来月も期待できそうです。

そうそう、最近知ったんですが発行元のシンコーミュージックのヤングギター紹介のページでは記事の一部をPCで立ち読みできるようになっていました。本屋さんや楽器店になかなか行く暇が無いという方はちょっと読んでみて購入するかどうか決めるのも良いのではないでしょうか。

http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088371003

↑こちらのページの「ちょこっと立ち読み」のバナーをクリックすると読む事ができます。興味のある方はお試しあれ。

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コメント(4)

アキラさんのブログ読みごたえがありますね。
いつも更新を楽しみにしています。
あのマイケルシェンカーがヤングギター付録のDVDに登場したとは驚きですね。たしかメインギターがDEAN GUITARに変わったんですよね?
マイケル・シェンカーはずっとギブソンのフライングVだったのでDEAN GUITARに変わったことのほうが僕には驚きでした。
ですが、マイケル自身の来日ライヴの時には気が変わってきて演奏しない日がある気まぐれで迷惑千万のマイケルですからまたメインギターが変わるかも知れませんね。
ちなみにマイケルは世界中の女とヤリまくって、子孫を残したい夢があるらしいですよ。
それからマイケルはファンから7弦ギターを貰って弾く予定があったらしいのですが、結局どうなったんでしょうかね?

>タックンさん
ありがとうございます。
情報収集が好きなので気になった事を書き連ねてきたらいつの間にか膨大な記事数になっていました。文章力があまり無いので読みにくい箇所があるかと思いますが少しでも楽しんでいただけると幸いです。

今回のマイケル・シェンカーのDVD出演は時間こそ短かったのですが気まぐれなマイケルの性格を知っている人にとっては快挙な事だと思うのではないでしょうか。今回はDEANのプロモーションも兼ねているから実現したのかもしれませんね。マイケルはてっきりあのギブソンの白黒Vに愛着があるものだと思っていたのでDEANをメインギターにしたので自分も驚いた記憶があります。それだけ品質が良いから替えたのだと思いますがDEANより品質の良い物に出会ったらまた変わるかもしれませんね。

マイケルに限らずロックスターには世界中の女性と浮名を流す話が付きまといますがどこまで本当なんでしょうね。インタビューなどでもちょっとオーバーに話してしまいそうですけど・・・。ジーン・シモンズあたりは本当なんでしょうけどね。

マイケルが7弦を弾く予定があったという話は初めて知りました。M.S.GのサイドギタリストのWayne Findley(ウェイン・フィンドレイ)が7弦ギターを使用しているので実現すると凄い事になりそうですけどどうなんでしょうね。

マイケル・シェンカーが載ってるのか…。

最近とMSG初期では機材増えてますネ。

アンプはJMC800になったし、ギターはディーンに…。足元は昔はクライベイビーだけだったし。
あっテープエコーがあったか。

若干ながら昔と変わりましたよ。

>ひろさん
失礼しました。自分が中学生の頃にヤングギターで見た時以来こういったコンパクトエフェクターを使った構成だったと記憶していたので「昔」と書いてしまいましたが自分が生まれる前から活動しているんですから「昔」なんて書いたらダメですよね。記事の方も訂正しておきました。

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このブログ記事について

このページは、akiraが2010年2月16日 23:58に書いたブログ記事です。

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