《今月のヤングギター DVD篇》

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という事でDVDをじっくり堪能させてもらいましたがやはりタッカンは凄い!プレイの内容としてはニューアルバムの曲からデモやリフを実演、タッピングも披露していてオーバーハンドスタイルの両手タッピングは「S.D.I」のバッキングパターンを披露しています。手元をじっくり見る事ができますがピッキングの強さが半端じゃないのがよく分かります。今回はリフとタッピングがメインでしたが次回があるなら是非ともスィープやフルピッキングのフレーズなども披露してもらいたいものです。

一方ジョン・ノーラムのプレイは近年はブルースもやっているとの事で随分肩の力が抜けたリラックスしたプレイでした。個人的にはジョン・ノーラムといえばヨッロッパよりもソロアルバム「FACE THE TRUTH」の頃の勢いのあるプレイのイメージがあったので意外でした。今回のDVDではヨーロッパの曲の一部も披露したりしていますがリックもデモ演奏もロック、ブルース色が強いプレイでした。

そしてDVDにはもう一人、マティアス・エクルンドの連載講座記事連動の映像が今回で最終回。最終回という事でいつもより少し長めの時間で2曲の曲に基づいたリックを披露しています。

最後に歪みエフェクター弾き比べ企画ですが今回もメジャーな物からあまり見かけない物まで全17種類!のサウンドを聴く事ができます。

機種名は

AMT ELECTRONICS:Legend Amp Series P-1/BBE:Crusher/BOSS:ML-2 Metal Core/COOLMUSIC:HG-7 High Gain/DigiTech:Death Metal/EMMA ELECTRONIC:PisdiYAUwot/E.W.S.:BD-1 Brute Drive/ILITCH ELECTRONICS:Heavy Metal DDO/MI AUDIO:Crunch Box Distortion/PLAYTECH:PTDS Distortion/PROCO:Turbo RAT/sobbat:DB-1 Drive Breaker 1/TONE FREAK EFFECTS:Severe/T-REX ENGINEERING:Mudhoney/VISUAL SOUND:Jekyll & Hyde/VISUAL SOUND:Vans Warped Distortion/Z-VEX:Distortron

例によりアンプはスタジオやライヴハウスでは定番のローランドのJC-120を使用して録音されているので同一の環境で演奏されている方にとってはかなり参考になるのではないでしょうか。個人的に気になったのはこのブログのコメント欄でも話題に出たAMTのP-1、そしてデジテックのDEATH METAL。特にDEATH METALはゲインコントロールが付いておらずいつでもフルドライヴ状態なのが良いですね?。サウンドもまさにデスメタル!JC-120でこれだけのデスメタルサウンドが出せるなら言う事なし!まぁデスメタルサウンド以外出せないのが難点なのかもしれませんが・・・。といった具合に製品の特徴を聴き比べられるのは本当に良い企画だと思います。

DVDは盛りだくさんの内容でしたが記事の方はというと・・・それはまた明日という事で。

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価格:¥ 980(税込)
発売日:2010-06-10

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コメント(2)

アキラさん、今晩わ。
いつも楽しく読ませていただいております。
今回のブログで、エフェクターの話しが出てきたので、興味があって投稿しました。

興味があったエフェクターというのは、DigitechのDEATH METALなんですが、実は僕、血塗られたグラフィックスが施された初期バージョンのモデルを持ってまして、行きつけの島村楽器店で仲の良い店員と一緒に現行バージョンと初期バージョンのモデルの聴き比べをしたのですが、現行バージョンの方の音が変わっていて驚きでした。
初期バージョンのモデルの方はエフェクトのレベルつまみをちょっとでも多く上げるとすぐにヒスノイズの嵐になりますが現行バージョンはそんなことがなく、クリアーなデスメタル風な音作りが可能だと思いました。

もう一つ、Digitechから『GRUNGE』と呼ばれるエフェクターがあるのをご存知でしょうか?
このエフェクターも島村楽器店内で試して音を聴いてみたのですが、僕の印象としては7弦ギター(加えて8弦ギター)の低音弦の音と相性が良いように思いました。

>タックンさん
こんばんは。
初期型のDEATH METALというのはD.O.Dブランドで発売していたモデルでしょうか。確かPAINというつまみがあったような・・・。血まみれの筐体が凄いインパクトだったのを覚えています。

初期型はノイズが多いというのは知りませんでした。DVDで現行モデルのサウンドを聴くとノイズも気になる事もなくデスメタルにぴったりなサウンドでなかなか良い感じでした。

GRUNGEもかなりインパクトがある筐体でしたね。自分は所持していましたがサウンドは筐体の見た目同様ざらついた質感の歪みでした。当時は7弦ギターすら持っていなかったのでその組み合わせを試した事がありませんが今使うとまた違った印象を持つかもしれません。

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このブログ記事について

このページは、akiraが2010年6月13日 23:58に書いたブログ記事です。

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