《今月のヤングギター DVD篇》

という事で今月の広告、ではなくDVDのお話。

今月の表紙はTHE GUITARISTS 300という特集記事にちなんで数々のギタリストの写真が掲載されています。

そして今月のDVDのトレーラーはこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=fo6btcBRAYI YOUNG GUITAR 2012 Feb. Special DVD Trailer

予告ではマルチな才能で多彩な活動の日本人ギタリストとの事でしたがSUGIZO氏でしたか。そりゃこれだけ珍しい方なら予告を読んでも誰なのか分からないはずです。実際SUGIZO氏がこういう映像コンテンツに出演するのはかなり珍しいのでは？

そして他にはホワイトスネイク来日公演時に収録されたダグ・アルドリッチ先生のスペシャルレッスン、GENTLE GUITAR ?(後で説明します)のデモ演奏、このブログでも紹介したDigiTechのWhammy DTの紹介、そしてGus G.のファイアーウインドの過去作品が再リリースする事に伴ってのメーッセージが収録されています。

まずはSUGIZO氏のコンテンツですが去年の12月にソロアルバムを2枚発表したという事でそのアルバムにちなんだ小フレーズ、リフ、ソロを披露してくれています。記事の方には各フレーズのTAB譜は勿論このフレーズはこのアルバムのこの曲という説明もあるので分かりやすくなっています。フレーズの中にはちょっとした速弾きも披露していたのは個人的に意外に感じました。機材に関しては記事の方に少しだけですが掲載されていましたのでファンの方がチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに収録時間は13分くらいです。

ダグ・アルドリッチ先生は今回まさに先生と呼ぶにふさわしいスペシャルレッスンを行なってくれています。今回はスライドギタープレイ、速弾き等の各種リック、アコースティックの3コーナーに分けて約26分に及んでそれぞれダグ先生直々の解説を加えながらのプレイを披露してくれているので非常に分かりやすいコンテンツになっています。勿論ゆっくり演奏もしてくれています。一つ注意しないといけないのが各種プレイに応じてチューニングが変更されているという事。ドロップCやDADGAD、スライドプレイにはDGDGBEというハイブリッドチューニングなるチューニングも使っているので誌面の譜例を確認する必要があります。それにしてもダグ先生のプレイは多彩ですね?。

そして後で説明すると書いたGENTLE GUITAR ?、名前を見ると何やら戦隊ヒーローみたいですがまさに日本のギターヒーロー戦隊のようなもので宮脇俊郎氏、小林信一氏、野村大輔氏、山口和也氏、菰口雄也氏というヤングギターを読んでいれば目にするであろう凄腕ギタリスト勢が一堂に会したユニット、それがGENTLE GUITAR ? http://www.ggv.jp/ なのです。今回は去年12月に発売したアルバムの1曲目Guitar Intersectionを全員がプレイする様子と各自のフレーズのプレイを個々に映像で収録しています。ちなみにこの曲のPVヴァージョンはこちらで見る事ができます。

http://www.myspace.com/video/vid/108463601

相変わらず小林信一氏は色んな意味でインパクトがありますね?。

最後は新Whammyの紹介ですが先月に引き続きデモンストレーターのラルフ・ユングのプレイと解説を交えながら効果的な利用方法を紹介しています。今までのワーミーと違ってDROP TUNE機能でチューニングを上げ下げできるのが特徴的ですね。デモでは1オクターブ下げてベースの様なサウンドも出していました。

という事で今月号は結構なヴォリュームでしたが記事の方も負けていません！なんせ完全保存版の300人のギタリストデータが載ってますからね?。楽しみですが読むのに結構な時間が掛かりそうです。