という事で記事篇です。
今月の巻頭特集はヌーノ先生。2年前にPORNOGRAFFITI完全再現ツアーで来日して以来しばらく音沙汰がなかったエクストリーム及びヌーノ先生がどういった活動をしていたのか6月の来日公演への意気込み、そしてこれまでの活動や楽曲を振り返るインタビューとディスコグラフィーが掲載されています。
個人的に気になったのが久しぶりに気合の入ったギターオリエンテッドなアルバム「INFERNO」を5月21日に発売するマーティ・フリードマン先生のインタビュー。YouTubeでMV(https://www.youtube.com/watch?v=bTzDR4HdbKI )を見た時に久しぶりの気合を感じたのでどういった経緯でこういったアルバムを作る事になったのか気になっていたので今回のインタビューで各楽曲の解説を含めて知る事ができて良かったです。アルバムにはアレキシ・ライホがゲストで参加していたりジェイソン・ベッカーとの共作の楽曲が入っているとの事。これは気になります。
もう一つ気になっていたのがアーチ・エネミーからアンジェラ嬢が脱退した事。スピリチュアル・ベガーズで来日したマイケル・アモットがインタビューで経緯を語っていますがこれはなるべくしてなったという感じですね。勿論スピリチュアル・ベガーズの事も語っていますよ?。
その他にもジェフ・ベックのライヴレポやリッチー・コッツェン、スティーヴ・モーズ、キルスイッチ・エンゲージ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ、DVDにも登場したアンディ・ティモンズ、ニック・ジョンストンのインタビューがありました。
日本勢はソロアルバムを出したB'zの松本孝弘氏のインタビューと収録曲の奏法記事を掲載、ライヴレポではアメリカで行われたMONSTERS OF ROCK CRUISEに参加したラウドネスのレポ、復活してライヴDVDを出したSIAM SHADEのDAITA氏のインタビュー、その他にも大賀好修氏、TOMO-ZO嬢などが登場しています。
奏法記事で一風変わった記事がロニー・ジェイムス・ディオのトリビュートアルバム(http://wmg.jp/artist/diotribute/WPCR000015630.html)の奏法を解説した記事。追悼記事で過去の名盤(勿論オリジナル)を振り返るというのはよくありますがトリビュートアルバムでカーク・ハメットやキルスイッチ・エンゲージ等の参加アーティストのプレイを解説するというのは珍しいのではないでしょうか。
機材の記事で注目したのがペダル型チューナー特集。チューナーといっても精度や機能に各社違いがありなかなか比べるのが難しいんですがこうやってそれぞれの特徴を並べてくれると比較しやすくて良いですね。精度ではPETERSONやSONIC RESERCH、機能では一度に6弦全て検知するポリフォニックチューナーのPolytuneやDigiTechのPolychromaticが気になりました。
GITの講師が持ち回りで講座を行うGIT SUMMIT WORKSHOP、今回は林剛史講師が担当していてかなり速いタッピングや左手の親指も使った超絶ストレッチ、弦飛びタッピング等の高難度のテクニックを使ったフレーズを紹介しています。これはなかなかの難易度なので最初はゆっくりで徐々にスピードを上げている練習が良いでしょうね。
という事で今月はベテラン勢に加えヤングギター一押しのニック・ジョンストンという若手ギタリストも出てきましたが個人的にはDVD同様メタル成分が足りない感じがしたので来月号に期待。その来月号は45周年記念号という事でなんとDVD2枚組!そしてページも増えているとの事!これは期待せずにはいられません。
※PCでのちょこっと立ち読みはこちら
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088371406
※How to get YOUNG GUITAR outside Japan http://youngguitar.jp/2012_10/yg_products/yg_yg/12205
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