《曲は文化か商品か(1)》

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「ビートルズ生演奏で著作権軽視、バー経営者に有罪」

読売新聞WEB版 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070123i401.htm?from=main4

ニュースを見てこの事を知りました。簡単に説明するとピアノの生演奏を売りにしたバーで楽曲使用料を払わずにビートルズ等の曲を演奏して営業していたとしてJASRACが支払いを求めていたが応じなかった為、演奏停止の仮処分を申請したが演奏を続けた為に逮捕され東京地裁は22日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)を言い渡したというもの。

まぁここまでは営利目的で楽曲使用する場合は使用料払わないといけないというのをなんとなく知ってた自分はJASRAC側の意見も理解できたけど他で理解できなかった所があり「ちょっとおかしいのではないか?」と思うようになりました。

1つは使用料。この記事よると不払い額は10年間で約840万円。一年にすると84万円。1ヶ月だと7万円!!これはいくらなんでも高すぎでしょ!!しかもこのお店はクラシックの曲をメインで演奏(著作権保護期間は作者死後50年なのでクラシックのほとんどは著作権切れ)していてビートルズ等の曲を演奏するのはリクエストがあった時のみ。だとすれば高すぎ!!こんなんじゃお店営業する事自体無理やろし。こんな無茶してたら生演奏で色んな曲を楽しめる場所が無くなってしまうんじゃないでしょうか?

著作権の問題は非常に難しい問題なので簡単に語れないので何回かに分けて書こうと思いますが自分も曲を作っている以上しっかり勉強したいと思います。

試しに「JASRAC 問題」で検索すると・・・問題だらけ。天下りから不透明な料金請求まで。これは裏になにかあるな・・・

このニュースをポールが聞いたらどうするやろ?

1.「ふ?ん それで?」

2.「払うの当たり前やろが!!」

3.おもむろに小切手を取り出し「これで店を続けてくれ」

自分がポールなら迷わず3番やね。

↓検索してみつけた興味深いサイト

http://www.archi-music.com/tamaki/copyright.html

http://www4.ocn.ne.jp/~swan/jasracpage.htm

http://blog.japan.cnet.com/nakajima/archives/003395.html

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070125/jasrac.htm

http://blog.livedoor.jp/jasrac1/

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このブログ記事について

このページは、akiraが2007年1月26日 22:44に書いたブログ記事です。

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