《曲は文化か商品か(2)》

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昨日の続きです。

検索すればするほどJASRACは色々と問題を抱えてるみたいですね。

自分が感じた問題点は

・あまりに丼勘定な事

楽曲の使用料が例のビートルズ事件のお店が10年で840万円、他で訴えられたSWANというお店は10年で550万円が協議のうえ280万円になったり、他のお店ではもっと安い場合もあったりとかなりいい加減なようです。お店の対応や調査員のさじ加減なんでしょうか?他にもMDや音楽用CD?Rにあらかじめ追加されている私的録音保証金も音楽用CD?Rに音楽ではなく写真データ等を記録した場合でもお金を返してくれるわけでもなく、さらに自分で買ったり借りたりしたCDをMDに録音した場合はCDとMD両方とも著作権料を払う事になったりちょっとおかしいんじゃないでしょうか?そのうち音楽が聴ける携帯電話にも保証金つけろとか言いそうで怖い。

・実質独占的に著作権を管理している

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html←こちらの記事がすごく参考になるんですが音楽著作権のうち「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」の4つ全てを管理しているのはJASRACのみとの事ですが、やはり他にライバルがいないとサービスを改善したり悪い点を治そうとなかなかできないのではないでしょうか?

他にも天下りの問題(http://magazine.yahoo.co.jp/taisyou/news/index.html←こちらのサイトの週間ダイヤモンドのリンクから記事が読めます。)や自浄作用が期待できない組織図などありますがこれらはJASRACに登録しているアーティストも真剣に考えないといけないと思います。曲を管理してもらってる以上なかなか批判的な事は言えないでしょうけど問題が起こっている事は知っておくべきだと思います。

最近のニュースhttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070126/126980/ではとうとうYouTubeにまで手を伸ばし始めたようです。まあこれは分からんでもないけど。明日はこの事について書きたいと思います。個人的にはYouTube等でPVやLIVE映像をみんなで見て話題を共有すると音楽の売り上げはアップするんじゃないかと思ってるので。

難しい話題ばかりだと面白くないのでYouTubeからデスメタルドラマーの高速ブラストビート&ヘッドバンギングをお楽しみください。

http://www.youtube.com/watch?v=Y81oGk3qywk

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このページは、akiraが2007年1月27日 22:32に書いたブログ記事です。

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