という事で発売日を過ぎたので感想を。
最初に見終わった時の感想は「凄い!」の一言。誰もが思いつく言葉ですがそれしか思いつきません。あとこれはただのライヴDVDというよりほとんど映画ですね。
YouTubeにある予告の最初の部分が本編でもオープニングになっているんですが
http://www.youtube.com/watch?v=_fihV8IxlxM MESHUGGAH - Alive - DVD+CD - Concert Film Trailer
よくある映画の冒頭のクレジットが出るシーンのような感じ。ライヴ映像自体もフレームレートを下げているのかフィルムっぽい質感を出しているような感じがしました。そしてライヴの曲の合間に挟まれるツアーの裏側(機材搬入、サウンドチェック、リハ、取材、ファンとの交流)やメンバーの音楽観のコメントなどがよりいっそうライヴを楽しむためのエッセンスになっている感じがします。特にギターのマルテンさんがファンにピックをあげている時のギターキッズの目が爛々としている様子なんかは実に微笑ましかったです。
DVD発売前に気にしていたサウンドはそんな心配を吹き飛ばすかのような轟音!なのにクリアー且つタイトに聴こえるのはPODPROを使ってラインで卓に送っているからでしょうか。もちろんテクニックが抜群だからなのはいうまでもありませんがラウドパークの会場ですらあのタイトさなのには驚いてしまいました。いや?良いものを見せていただきました。
そういえばヴォーカルのイェンスさんがMCで曲間に日本ではお客さんが静かになっている様子を「教会のようだ」と言ってましたね。よく海外のバンドが来た時のインタビューでも話題になったりしますが日本の場合は尊敬する対象の話をさえぎらずに聞く事が敬意の表れでもあったりしますが(単にMCで何を言っているかわからない場合もありますが)海外の人からすると異様に見えるようですね。真剣に聴いてくれていると理解してくれているバンドもいますが互いの文化の違いを理解し合うのはなかなか難しいですね?。
一つだけ残念だったのはラウドパークの時の映像が悪かった事。もしかするとクリエイティヴマンが提供した映像がSD画質のものだったのかもしれませんね。他はHDカメラによって撮影されていたようなので編集する際にHDを基準にSDの映像をアップスケーリングして画質が悪くなってしまったのではないでしょうか。そうだとしたら非常に残念です。パフォーマンスが最高なんですからね?。
ボーナス映像はBLEEDのPVとメイキングとギターテク(ギター専門のスタッフ)によるギターとベースの紹介とドラムのトーマスさんによるドラムセットの紹介でしたがメイキングは特に印象に残る事がなかったので置いておいて期待していた8弦ギターの紹介はほんの少ししか時間が無くちょっとしか見る事ができませんでしたがアップになって質感などを確認する事ができるのは良かったかな?ベースはどうやらワーウィックの5弦のサムベースでしょうか。チューニングは8弦ギターに合わせたものと7弦ギターを使った曲を演奏する時のものの2パターンあるようです。ドラムセットはかなり詳しく説明してあるので興味があるドラマーの方は嬉しいでしょうね。
という事で気付いた事を書き連ねてみました。もっと時間を掛ければまだまだ気が付く事があるでしょうけど今回は良い映画を見終わった時のような「楽しかった」と思えた事がなにより良かったです。
さ、もう一回、今度は英語が分かり難かったシーンを中心に見てみましょうかね。
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