《バックコンター&ヒールカット》

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トップに3°の傾斜を付ける前にバックの加工をしていきます。
通常のレスポールには無いバックコンターから取り掛かります。
まずは図面を貼り付けて

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ちなみにコンターの形状はギブソンのLes Paul Axcess Standardを参考にしつつ普段LPを弾いていて体に当たる箇所を考慮して描きました。
加工はノコヤスリで削ったり↓

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薄刃のノコギリで切り目を入れ↓

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ノミで削り取ったり↓

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電動グラインダーを使ったり↓

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ドリルにサンディングドラムを付けて削ったり↓

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100円ショップで買ったペーパーブラシを使ったり↓

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↓微妙なカーヴに合います

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なんとか形になりました。

Dscf0263

次はヒールカット。

暗い中で作業をした為写真が怪しげな感じです(ボール盤は土間に置いてあるので)
まずは回転ヤスリで粗加工↓

Dscf0265

そしてボール盤にディスクペーパーをセットして削ります。

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明るい部屋に戻ってディスクペーパーで加工できない狭い箇所をドレメルで削ります。

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大まかな形はできたかな?でもちょっと大胆にカットしすぎたかも?

Dscf0274

あとはきちんと磨いて丸みを帯びたキレイな形にしたいと思います。

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コメント(4)

レスポの何が残念って、肋骨に食い込むあのカドですよね・・・。

コンター加工って、確かフェンダーの特許か何かでしたっけ?

>九座@rojさん
レスポールは良いギターなんですが体の色んな所が痛くなるんですよね。ひとまず軽量化とコンター加工で肩と肋骨の痛みがなくなりそうですがあとトップのアーチの形状を変えてエッジで腕が痛くならないようにしようかと思っています。

仰るようにコンター加工はフェンダーの特許です。ただ既に特許の存続期間を越えているので現在は他のメーカーもこの加工を取り入れていますね。まさかギブソンのレスポールにまで施されるとは思いませんでしたが・・・。

おおお、結構進んできましたね
もしかして、レスポールの位置を下げる風習って、コンターが無い事が一つの原因だったりするのかな、と見ていて思いました。
ギターの位置を下げれば体への当たりはソフトになるし、エッジで腕も痛くなりにくいですし。

>ゴア爺さん
おかげ様でようやく形になってきました。

なるほど?。そう言われてみるとストラップの位置を下げると確かに腕の当たる角度がエッジに対して緩やかになって痛さが緩和されたりバックが肋骨に当たる事がありませんね。ジミー・ペイジは意識してか無意識なのか分かりませんがこの理由には納得!長時間弾いていて疲れない為の苦肉の策だったのかもしれませんね。

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このブログ記事について

このページは、akiraが2010年8月11日 22:40に書いたブログ記事です。

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