《ぐにゃぐにゃフレットの謎》

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Yellowttfb

記事の感想を書く予定でしたがこのぐにゃぐにゃフレットが気になり色々調べてみました。

以前ヤングギターのDVDにスティーヴ・ヴァイ先生が出た時にもこのぐにゃぐにゃフレットに触れましたが詳細はよくわかっていませんでした。今月号のヤングギターではキャパリソンのマティアス・IA・エクルンドのシグネチュアモデル紹介の記事にこのフレットについて書いてありました。

正式な名称はTrue Temperament Fretting systemというシステムでスウェーデンで生まれた技術だそうでHPもありました。
http://www.truetemperament.com/

通常のギターでは各弦をきっちりチューニングしてもおさえるコードによってどうしても微妙にチューニングのズレが出てしまうんですがそれらを解消する為にフレットを曲げて補正しているというのがこのシステムで見た目だけで判断するとチョーキングすると曲がった部分で音程が下がったりしそうですがちゃんと普通の演奏に問題無いそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=_WufpetGPHY Mattias IA Eklundh in Japan #1http://www.youtube.com/watch?v=sUQsAM2Tq28 Mattias "IA" Eklundh's Freak guitar demonstration
去年楽器フェアに来た時の模様ですがこの時には既に使っていたんですね?。お得意のハーモニクスやアーミングなども全く問題無く演奏していますね。

ちなみにこのマティアスモデルはお値段約40万円!
http://www.caparison.jp/caparison-jp/j-10product/j10applehornyellowtt.html
高いっ!!でもレコーディングの仕事をされている方やピアノや管弦楽器などと演奏する機会が多い人などにはこのシステムのギターはありがたいかもしれませんね。

HPにはエレキは勿論アコギもあり動画でそのサウンドを確かめる事ができるので気になった方はアクセスしてみてはいかがでしょうか。。
http://www.truetemperament.com/site/index.php?go=5&sgo=0

それにしてもこの加工はどうやっているんでしょうね。フレットの溝をNCルーターを使ってできるかもしれませんがフレットのすり合せでフレットの山を成形する時は器具が使えないでしょうから手作業?う?ん気になる・・・。

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このページは、akiraが2010年1月17日 23:59に書いたブログ記事です。

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