《なにぃ??破壊専用ギターだと??》

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世の中にはこんなしょうもない事を考える人がいるんですね?。

http://news.walkerplus.com/2010/0223/12/
破壊専用ギター「SMASH」発売!ワイルド&クールにストレス解消

う?んなんというか記事を書いている人の底の浅さも垣間見えてしまいますが果たして5000円のギターを破壊してくらいでストレス解消したり満足できる人なんてあまりにも人としての器が小さ過ぎるのではないでしょうか。ライヴで壊すのにもわざわざ破壊用にこの安いギターを用意する事自体みっともない事ですしロックでもないと思うんですよね。破壊後に工場に送り返したら100%リサイクルされるようですがこのギターを作る為に必要な木材が成長する時間やギターを製作する為の労力は帰ってこないわけですからリサイクルごときでは全然足りないでしょう。その辺の事が考えられないというのは残念な事です。

もし自分が破壊専用ギターを企画するなら品質は5000円くらいのギターを300万円くらいで「世界で最も破壊し難い破壊専用ギター」として販売するかな?購入する前に植林や伐採、製材、ギター製作の様子や工員のドキュメンタリーなどを見せてよりいっそう破壊し難くさせたり売り上げの差額を現地の工員に還元したり植林する為に使用するというコンセプトならその辺に転がっている形だけのロックよりよっぽどロックだと思うんですけどね?。

まぁこのギターを買うならメーカーの意志を全否定して長期間引き続けてあげる事がロックなのではないでしょうか。(値段も安いし軽い木材で作っているようなので初心者の方に良いかも?)

破壊されたギターの話で思い出したんですがマイケル・シェンカーの「限りなき戦い」のジャケットでベンツに叩きつけて破壊されたギターは元通りにリペアして使っていたりジミヘンが燃やしたギターはフランク・ザッパが直して使っていたりと捨てずにちゃんと使っていたりするんですよね。ダイムバック・ダレルもディーンのMLのネックが何度も折れたのをリペアして使っていましたし。

破壊したギターを捨てるくらいなら自分が引き取って直して使いたいなぁ?。破片さえ残っていればどんなに折れても砕けてもちゃんと再生できますから。

そうそう、良い子のみんなはギター破壊なんてやってはダメですよ?。破壊した後片付けるのもかっこわるいし何より破壊した衝撃で機材を壊したら高額な費用を弁償するのは勿論、ライヴハウス出入り禁止になる事もあります。最悪な場合は飛び散った破片で怪我をする事もありますから。自身が怪我しても自業自得で済みますが他人を怪我させると取り返しのつかない事になってしまいますからくれぐれもご注意を!!

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コメント(5)

アキラさん、今晩わ。
『破壊専用ギター』ですか。破壊専用だけではなく、きちんと使えて弾けるギターですからその辺りは問題無いですが、ストレス解消としてギターを選択肢に入れるっていうのは、ギターをこよなく愛する人達からすると有難迷惑な話しですよね。
大分昔の話しになりますけども僕は北海道住まいなんですが、札幌にあるZepp SapporoでChildrenOfBodomとHALFORDのツアーライヴを見に行きました。ライヴのトリは勿論HALFORDなんですが、アンコールの曲が終わりかけの時、ツアー最終日だということもあってか、HALFORDのメンバーの一人がステージの床にベースを何度も思いっきり叩きつけて破壊したのを目撃しました。
ギターやベースなど楽器をやらないメタル好きの観客達から見ると、あのような破壊行為は『オ〜ッ!カッコイイ〜!』って思うのかも知れませんが、楽器を弾く事が趣味の観客から見れば、ドン引き間違いなしのパフォーマンスでした。
イングヴェイも昔はリッチー・ブラックモアのパフォーマンスを真似て、ストラトキャスターをステージ・ライトの支柱に叩きつけてボディーを半分に壊して観客に放り投げたり、燃やしたりしてましたがなんだか勿体ないような気がしますね。
イングヴェイいわく、『壊してるのは韓国製のスクワイアだ。』とドヤ顔でインタビューアに吐かしておりました。
お笑いコンビ、ダイノジの大地の様にギターを破壊するパフォーマンスは、エア・ギターだけで充分ですね。

オイラもコンバットギターの社長さんのblogで、その記事見ましたよ。

楽器が可哀相です。
最初から破壊用なんて…。
安くても楽器は楽器ですから…。
どうせすぐに販売中止になりますよ。
誰も買わない…。

でも安いならチト欲しいかな。破壊用じゃなくて楽器として(^O^)

>タックンさん
こんばんは。
ストレス解消でギターを壊すなんて勘弁してほしいですね。願わくばギターを弾く事でストレス解消してもらいたいものです。

ハルフォードのライヴでそういった破壊パフォーマンスをやるんですね?。あまりイメージできない感じなだけに実際目撃したらドン引き間違いないでしょうね。

たしかにイングヴェイやリッチー・ブラックモアもやっていましたし感極まって破壊してしまうのも解らなくは無いんですがやはり楽器として作られるからには弾き続けてほしいというのが本音です。ましてや低賃金の国で作られたもの「破壊用」として販売するのは低賃金の労働力を軽視しているようで残念です。

かのギター破壊で有名な[The Who]のピート・タウンゼントも「ギター破壊は既に陳腐なものになってしまった」と二度とギターを破壊しない事を誓って最後に破壊したギターをチャリティーオークションに出品したとか。時代が変われば人も変わるものなのでしょう。

ほんとギターを投げたり破壊したりするのはエアギターで充分ですよ。その辺をきっちり押さえていた大地さんだからこそエアギターで世界一になったのかもしれませんね。


>ひろさん
既にご存知でしたか。しかもコンバットギターの社長さんのブログとは。あの社長さんはヤングギターでもギターメンテナンスに関するコラムを書いていて毎号楽しく読ませていただいているんですが先ほどブログを読んでみたらキャラが全然違っていて違う人なのかと思いましたが「破壊専用ギター」の記事はギター製作者としての想いがしっかりと伝わりました。

他の低価格帯ギターと同様に作られているのに「破壊用」のレッテルを貼られるなんて本当にギターが可哀相ですよね。破壊用として買われるよりはずっと弾いてもらえる人に買ってもらえると良いんですが・・・。5000円で軽いテレキャスターが買えるなら演奏用として初心者や女性に売れそうなものですけど企画的にもうちょっとどうにかならなかったんでしょうかね。

どうもこの商品は僕も好きになれないですね
壊す為の商品、この時代にそれで良いのでしょうかね、壊す為に伐採された木材、壊す為の部品の数々・・・
知り合いから「買わないの?(笑」と言われますが「あんな物絶対に買わない、ギターは弾く為の物だ」と公言しております。

話が逸れますが8弦を使った曲が出来上がりました!!
ちょっと8弦の音が引っ込んでますが(苦笑
http://www.myspace.com/awakered
是非ともアキラさんには聴いて頂きたく!!
そしてよろしければフレンド登録をして頂けないでしょうか?

>ゴア爺さん
間違いなく時代に合ってない商品でしょうね。たとえ低価格帯でもボディーにアルダー、ネックにメイプルを使っている楽器なんですから弾いてあげないと。ただでさえ楽器に使う木材は限られているのにこんな事に使われては迷惑です。破壊以外の別のコンセプトにしてくると良いんですけどね。

早速MySpaceにアクセスして楽曲を聴かせていただきましたが良いですね?。自分だけが感じたのかもしれませんが終末感(世界の終わりっぽい感じ)というか荒廃感のような雰囲気が好きです。これからちょくちょく聴かせてもらいにアクセスさせていただきたいと思います。

自分のMySpaceはほとんどログインしていなくてパスワードを忘れて焦ってしまいましたがなんとかログインできましたのでフレンド登録申請しておきました。宜しくお願いします。

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このブログ記事について

このページは、akiraが2010年3月 6日 23:59に書いたブログ記事です。

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