という事で病院で読む事ができなかったヤングギターを入手しました。
今月の表紙&巻頭特集&DVDにはタッカンが登場!DVDにはタッカンの他にガスリー・ゴーヴァンのプレイとジョン・フィン教授の連載講座の最終回が収録されています。今回は連載講座を除くと2人だけでちょっと物足りないのでは?と思うかもしれませんがこの2人の内容が盛りだくさん!!タッカンのプレイが約40分、ガスリーに至っては50分!というその辺の教則DVDくらいの濃い内容が収録されていますからね?。
今月号のDVDトレーラー
http://www.youtube.com/watch?v=agAXs60BQfE YOUNG GUITAR 2011 Nov. Special DVD Trailer
まずはタッカンのプレイですがいきなりカンペを読みながらのコメントには驚きましたがプレイ内容にも驚きました。デモ演奏は2曲でSlaughter houseとIn The Mirrorのハイライト的な演奏、リックは新譜の「EVE TO DAWN」からのリフやソロフレーズを披露しています。勿論ゆっくり弾いてくれていますしそれぞれのフレーズがCDの何曲目で使われているかも掲載されているのでチャレンジする方にはとても参考になると思います。テクニック的にはフルピッキング、スウィープ、タッピングのオンパレードですが特にフルピッキングは強烈!いや?こうやって見てみると改めてその凄さが分かりました。
そして今回は新たなギターを含めた機材も自ら語ってくれています。どういった意図でそれぞれ違うスペックのギターを製作しているのかが分かる興味深いものでした。
そしてこちらも凄腕のガスリー・ゴーヴァンですが今回収録されているコンテンツはいつものヤングギターDVDとはちょっと趣向が違っていて凄腕フレーズ(参考動画 http://www.youtube.com/watch?v=-yPEewaalik) を披露するのではなく様々なギターの表現方法をガスリーの解説によって学ぶというまさに教則DVD的な内容になっています。そういえば今まではスゴ技を練習する事によってスキルアップを図るコンテンツでしたが表現力を身につけるコンテンツは少なかったのでこういうコンテンツもあったほうが良いのかもしれません。例えばピッキングにしてもポジションブリッジ付近からネック上まで弦をヒットする場所によって様々な表情を付ける事ができますしピッキングの強弱やピックの尖った部分や丸まった部分等実際に実演してその違いを見せてくれています。他にもレガートフレーズに必要なハンマリングやプリング、ベントの方法やスライド等多岐にわたって解説しているのでかなり参考になると思います。ギタリストにとって技術的な部分も大事ですが他のギタリストとの違いを明確にする表情付けというのはもっと重要視しないといけないのかもしれませんんね。
そして今回で最後になる教授の授業はフィンガーピッキングを使ったジャジーなバッキングのデモに続き最後はハードロックなリフとちょっと複雑な非オルタネイトのクリーンカッティング。それぞのフレーズはちょっと「違った」エッセンスが入っているのでとっつきにくい感じがしますがそれが個性に繋がるんだと改めて感じました。
というわけで今回は1時間半を超える内容で盛りだくさんでしたが記事の方はどんな感じでしょうか。
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