《先月のヤングギター 記事篇》

という事で雨漏り対策が終わるまで随分と時間が掛かってしまった間に10月になってしまいました。次の号が出てしまう前に感想等を。

先月号、というかここ最近GIGS化ととも感じるのがベテラン勢の層の厚さ。この号でもベテラン勢がズラリ。表紙のジョン・ペトルーシを始めスコット・イアン、デフ・レパードの2人、邦楽勢もタッカン、島氏、SHARAさん、SABER TIGERの木下氏といった具合にずっと最前線にいる方達が登場していますから新たなギタリストが登場し続けるのもなかなか難しいのかもしれません。個人的にはAnimals as LeadersやPeripheryがどんどん登場するようになってほしいと思う今日この頃。

話がそれてしまいましたがまずは巻頭のジョン・ペトルーシのインタビューですがバンドの一大事であったマイク・ポートノイの脱退からマイク・マンジーニの加入に至るまで、各楽曲の解説、機材についてみっちり語ってくれています。新たなシグネチュアモデルJP?については写真入りで解説されているので気になっている人には参考になるかと思います。

メンバーチェンジといえばアンスラックスもですがスコット・イアンのインタビューでは過去の事よりも今の事という意向で新作の事をメインに語っています。まぁそりゃそうですよね・・・。ただその新作はこのブログでも何曲か紹介しましたがカッコイイんですよね?。

http://www.youtube.com/watch?v=TT76uz21TNg ANTHRAX - The Devil You Know (new Song)

機材についても語っていますが今回は新たなシグネチュアギター、アンプについても写真付きで掲載されています。

アンスラックスのアルバムと同日にラウドネスのアルバムも発売されましたがこの号ではタッカンのインタビュー、次号(今月号)ではDVDに登場！今年はデビュー30周年という事もあってかなり気合が入っているようでスペシャルプロジェクトも進行中との事で楽しみです。

今月(11月号）のDVDトレーラー

http://www.youtube.com/watch?v=agAXs60BQfE YOUNG GUITAR 2011 Nov. Special DVD Trailer

トレーラーには凄腕ギタリストのガスリー・ゴーヴァンが登場していますがこの10月号ではインタビューが掲載されています。何やら新しいバンドを始めたようですね。DVDでどんなプレイを披露してくれるか楽しみです。

機材の記事ではチューブ交換のススメがマニアック且つお腹いっぱいになる濃さだったので他の記事は特に目立つ物はありませんでした。

奏法記事は今回新たに不定期連載奏法企画の「ギター・スタイル免許皆伝」なる企画が始まりました。第1回はカントリー系リックがテーマという事で自分にとっては若干とっつきにくいテーマ。カントリー特有のフィンガーピッキングやギャロッピング(参考動画 http://www.youtube.com/watch?v=OAy0PG6YBKs )とか色々な奏法を写真とTAB譜で解説してくれているんですがプレイスタイル自体を知らない場合はいまいちピンとこないので上記の参考動画のようにDVDを交えた企画だともっと分かりやすかったと思いました。あと超初級ギター道場ではタッピングの基本がテーマになっていましたが簡単なフレーズとはいえこれも超初心者にとってはさっぱり分からないでしょうから動画があった方が良いのかもしれません。

そして連載ギター製作コラムでは段々とギターの形になってきました。ネック部分をサンダーで削って成形したりスルーネックのボディーウィング材をネック部に貼り付けたりトップ材とバック材を貼り合わせたりとギターの形にする作業を行なっています。スルーネックのギターの作り方は知らなかったので非常に参考になりました。

というわけで今回は遅くなってしまいましたが先月号はこんな感じでした。やっぱりもう少し若手が増えると良いかな？

来月・・・じゃなかった今月号は・・・もうトレーラーが出ていますね・・・。タッカンやガスリー・ゴーヴァンの登場でテクニカルな感じになりそうな予感・・・。

YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2011年 10月号 [雑誌]

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