という事で記事篇です。
前回書いたように通常のヤングギター2冊分ほどの今月号を果たして読み切る事ができるのかと思っていましたが実際は奏法DVDのTAB譜と解説がかなりのページを割いているわけですからインタビュー等はいつもとそれほど多かったわけではなかったのでなんとかなりました。
表紙&DVD&巻頭特集は高崎晃先生。6月4日に「THE SUN WILL RISE AGAIN ?撃魂霊刀」を発売したという事もあってニューアルバムの制作に関するエピソードが多く語られています。今回は今までよりも世界に出る事を念頭に制作されたようでワールドワイドな活動の事も語られていました。今後の海外での活動も気になりますね。そしてこれまでのラウドネスのアルバムを一挙に紹介していたり機材についても写真と説明でDVDの補足を行っていました。そうそう、ギタースコアのコーナーではタイトル曲「The Sun Will Rise Again」が掲載されていますよ?。更にWEB上には高崎晃先生の過去の記事を読む事ができるようになっています。これは凄い。
http://youngguitar.jp/45th-loudness
現在はVol.4まで見られるようになっていますが今後追加されるようです。
その他にインタビューで気になったのがアーチ・エネミーのマイケル・アモット、ニック・コードルの2人。こちらも6月4日に「WAR ETERNAL」を発売した事にちなんだインタビューで先月スピリチュアル・ベガーズでのマイケルのインタビューではアンジェラ・ゴソウ脱退劇について語られていましたが今回は主に新譜の制作について語られていました。興味深かったのがマイケルがDEAD ENDのYOU氏にインスパイアされて作られたギターパートがあると語っていた事。詳しくは誌面を読んでもらうとしてそういった影響があったというのは興味深かったです。YOU氏は確かに巧いし独特の雰囲気を持っていますからね?。それと少しだけですが奏法解説もあります。
もう一つ、先月来日していたカーカスのビル・スティアーのインタビューも忘れてはいけません。今回はライヴの後のインタビューなのでライヴについて考えを中心に語られていました。インタビューを見た限りではライヴCDやDVDにはあまり興味が無いのかな?ライヴDVDとか出してほしいんですけど。あとライヴの使用機材も掲載されていますが至ってシンプル!これは参考になると思います。
45周年記念の特別な企画としては2つあり1つは「YG編纂”歪み”正伝」というこれまでの歪みエフェクターの歴史を振り返るというもの。ファズに始まりディストーション、オーヴァードライヴ、そしてアンプシミュレーターや最近のソフトウェア上のアンプシミュレーターまで振り返っています。有名どころはある程度紹介されているので歪みエフェクターにはあまり詳しくないという人は見てみると良いと思います。あと音源があれば良かったかも?
そしてもう1つは「ギター英雄伝」というヤングギターの45年の歴史を紹介されたギタリスト達の歴史とともに振り返るというもの。更にはWEB上では当時の記事の一部がアーカイブされ自由に読む事ができるようになっています。これも凄いですね?。
http://youngguitar.jp/45th-archive
こうやって読んでみると年代毎に流行がありそれぞれに凄いギタリストが出現していたんですね?。それに機材についても振り返っているのも良かったです。
レギュラー記事であるGITの講師が持ち回りで講座を行うGIT SUMMIT WORKSHOP、今回はサーベルタイガーの木下昭仁先生が担当。今回注意しないといけないのが27フレットまでの音を弾いているという事。木下氏は31フレットのギターで弾いているのでこういったプレイも可能ですが普通のギターを使って弾くのはなかなか厳しい・・・。まぁオクターヴ下で弾くか似たような感じに弾くのが良いでしょうかね。
という事で今月号はかなりのヴォリュームなのできちんと読み切っていませんし更にWEB上にもアーカイブがあったりとしばらくは退屈しそうにありません。
来月号は予告によると「シルクハットのギタリスト」が登場するようですがあのレスポールが代名詞のギタリストでしょうかね。
※PCでのちょこっと立ち読みはこちら
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088371406
※How to get YOUNG GUITAR outside Japan http://youngguitar.jp/2012_10/yg_products/yg_yg/12205
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