すっかり遅くなってしまいましたが記事篇です。
今月の表紙&巻頭特集はスラッシュと松本氏が登場。スペシャル対談が実現しています。この二人が揃えばギブソンのギターの話になるのかと思いきやそれは最後の方だけで他はそれぞれの活動を振り返りながら音楽観を語る、といった感じでした。もう少しギターマニア的な話があっても良かった気もしますが最初の対談だとこういった感じの方が良いのかもしれません。これがきっかけでまた対談したりセッションしたりしたら面白そうです。
個人的に注目したのはやはりPeripheryのMishaのインタビュー!ニューアルバムJuggernaut: AlphaとOmegaについて語っていますが実際に曲を聴きながらこの記事を読むと曲の理解が深まるので良いですね。今回は8弦をC#にチューニングしたり6弦ドロップCを6弦だけAまで下げたチューニングをした曲もあるのでその辺りも気にしながら聴くと面白いかもしれません。
先月のLOUD PARK記事に続き今月はスリップノット主催のメタルフェスKNOTFEST JAPANの特集記事がありました。ライヴレポに加え出演バンドのギタリストのインタビューがあり読み応え充分。
掲載されているのは
#01★#7:Mick Thomson / SLIPKNOT
#02★Matthew Kiichi Heafy & Corey Beaulieu / TRIVIUM
#03★Jerry Horton / PAPA ROACH
#04★Mark Morton & Willie Adler / LAMB OF GOD
#05★Zoltan Bathory & Jason Hook / FIVE FINGER DEATH PUNCH
#06★Olavi Mikkonen & Johan Soderberg / AMON AMARTH
というメンツでどれも読み応えがありますがスリップノットのジムやKorn等のインタビューが無いのが気になりました。
そうそう、LOUD PARKに出演できなくなって特別振替公演を行ったマノウォーのカール・ローガンのインタビューも興味深いものがありました。こういった特別公演はなかなか無いでしょうからライヴに行った方は貴重な体験をしたんでしょうね。インタビューはライヴの事を中心に機材等の事も語っています。また戻ってきたいと言っていたので次の機会があれば見に行きたいですね?。
ギターの記事で気になったのが楽器フェアレポート。以前までは多弦がほとんど紹介される事がなかったんですが今回はIbanezやSCHECTERの9弦、StrandbergのBoden OS等、多弦が目立ちましたが今後もこういった感じが続くと良いですね。
その他には「ギター・ケーブル世直し塾」というギター用のケーブルに関する情報を紹介した記事がありました。記事はシールドの構造から10種類の高品質ケーブルの紹介、自作方法等興味深い情報が色々とありました。シールドの紹介はそれぞれの違いが気になるので弾き比べ音源があると良いかもしれません。
WEB連動のSeymour Duncan Maniacの今回のピックアップはSTK-S4 Classic Stack Plus、STK-9b Hot Stack Plus(記事の方にはSTK-S6 Custom Stack PlusとSTK-S7 Vintage Hot Stack Plusも解説していますが日本未発売なのでWEB版には載っていません)
http://youngguitar.jp/seymour-duncan/sdpu_24
スタックタイプのハムキャンセリング構造のシングルタイプのピックアップなのでシングルコイルサウンドでありながらノイズが気にならないというのが特徴的ですね。
そして今月はもう一つWEB連動記事があって仮面ライダードライブ主題歌「SURPRISE-DRIVE」を弾こう!というもの。記事にはTAB譜の他に奏法解説があります。
https://www.youtube.com/watch?v=nq4rgDujddU
DVDに入っても良さそうな内容ですけどDVDに入りきらなかったんでしょうか。
GITの講師が持ち回りで講座を行うGIT SUMMIT WORKSHOP。今回は林 剛史先生がアウトサイドピッキングをテーマにオリジナルの課題曲を用意してくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=TwPsLiDQvnk
動画を見るだけでも結構な難易度だというのが分かりますね、ギターを弾いていると曲によってはアップピッキングから入るフレーズがあるので意識してできるようになるのは大事ですからこういった課題曲で練習するのも良さそうです。
という事でかなり長くなってしまいましたが今月号も盛り沢山の内容でした。次号の予告は無くなってしまったのでとりあえず次号も面白くなってくれるよう期待したいと思います。
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