という事で記事篇です。
今月の注目は何といってもフライングV特集の「V for VICTORY ?フライングV飛翔列伝?」!なんと約30ページにもわたってフライングVについて掲載されています。オリジナルのVの構造解説からこれまでのVの様々なヴァリエーションを写真で一挙に紹介。更にはシェンカー兄弟の愛器やVの歴史、日本で屈指のV使いである橘高文彦氏のインタビュー、V使い達の名盤30選、様々なギタリストか所有しているVの写真等が掲載されています。Vは様々なギタリストか使っていてヴァリエーションも豊富ですがよくこれだけの情報を集めたものです。それだけ人気があるからなんでしょうけど発売当初は売れなかったというエピソードは何度聞いても信じられません。まぁそれだけ画期的、革新的なギターだったんでしょうね。
インタビューはかなり盛り沢山の内容ですが注目はやはりPeripheryのJakeとMark。この二人がそれぞれ単独でインタビューされるのは珍しい事ですし過去の活動やバックグラウンドは普段なかなか語られる事がなかったので要チェックです。Jakeがドリーム・シアターのキーボード・テクをした事があるというのは知りませんでした。あとMarkがHaunted Shoresについて語っているのも興味深かったです。(Haunted Shores参考音源 https://www.youtube.com/watch?v=NyB7a_pKREE)
あとマティアス先生のインタビューはちょっと少なかったのが残念でしたが8弦について語っているのは興味深いものでした。
それからブラインドガーディアンのアンドレのインタビューで興味深かったのは新譜ではTwilight Of The GodとThe Ninth Waveという2曲で7弦ギターを弾いているそうなんですが手に入れた7弦を使いこなすために数ヶ月練習をしたんだそうです。
他にもAC/DCの当たらなギタリストスティーヴ・ヤング(マルコム、アンガスとは叔父と甥の関係なんだとか)、スコーピオンズ、スリップノットのジム、ヨーロッパのジョン・ノーラム等のベテラン勢が登場、日本勢は今回は少なめでJupiter、AKIHIDE、成田★一家が登場していました。
機材の記事や奏法の記事はDVDと連動している記事だったのでその他には特にありませんでした。
GITの講師が持ち回りで講座を行うGIT SUMMIT WORKSHOP。今回も林 剛史先生が担当。相変わらず見た目に反した?超絶なフレーズを披露してくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=xuPI1xeC54k
MI JAPAN 名古屋校 GIT講師 林剛史先生による どぇりゃ?ギターエクササイズ?
特にスキッピングは手強い感じです。リズムがかっちりしている分しっかり弾けるようになりたいですね。
という事で文章で書くと記事が少ないように見えますがV特集は盛り沢山、DVD連動記事も盛り沢山という事で読み応えのあるものでした。ここのところDVDや記事で7弦、8弦等の多弦が取り扱われる量が増えてきているのも良い傾向ですね。
来月の予告は無くなったので次号も良い企画がある事を期待しましょうか。
※PCでのちょこっと立ち読みや記事紹介はこちら
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088371503
ヤングギター公式サイト http://youngguitar.jp/
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