いや?やはり病院での待ち時間にはヤングギターを読むに限りますね?。今回はたっぷり待ち時間がありましたのでたっぷり記事を読む事ができました。
という事で今月のヤングギターですが今月の表紙は最初に見た時何かと思いましたが近付いてよく見るとジミヘンやらニルバーナやらアングラ等様々なアルバムのアートワーク。今月の巻頭特集は「THE MASTERPIECES 500」と題してヤングギター編集部がおすすめする名盤CDをジャンルやアーティスト別に選出。その数なんと500枚!36ページに渡ってアルバムを解説しています。ジャンルもクラシックロックやジャズからエクストリームメタルの類まで幅広く扱っているので好みに応じた名盤を探す事ができます。掲載されているアルバムはどれも名盤ばかり。ただ少しだけ残念な事は既に廃盤のアルバムや輸入盤のみのアルバムも掲載されているので入手が困難な物があるという事。こればっかりは仕方がありませんがどうにかならないものですかねぇ。
そして今回DVDと記事で登場しているのはダグ・アルドリッチ。先月号でもホワイトスネイクのニューアルバム制作についてレブ・ビーチも語っておりましたが今月はダグさんのみで前回の続きを語っておりました。DVDもダグさんのみの出演で演奏もデモやリックを披露する形ではなくニューアルバムの曲のリフやソロの一部を披露するといった感じ。これがまた極上のトーンで良いギター、良い弾き手が合わさると極上のサウンドになるという事を思い知らされました。使用ギターや機材についても説明しているので参考になるのではないでしょうか。まぁ高い機材ですから参考にならないかな?
ホワイトスネイクの新曲のPVも公開されていますがこれがまたカッコイイ!
http://www.youtube.com/watch?v=TOwd30wXc-0 Whitesnake - Love Will Set You Free
DVDにはもう一人日本人ギタリストe-ZUKAというギタリストが出演していました。なんでも声優であるKISHOWという方との「GRANRODEO」というユニットで活躍中でMI JAPAN GITのスペシャルアドバイザーなんだそうです。プレイスタイル的には今回のDVDを見た限りではAlcatrazzとかデイヴィッド・リー・ロス・バンドの雰囲気を感じました。今回は2曲のデモといくつかのリックを披露してくれていますがどれもそつなくこなしているあたりはさすが、といった感じ。ただ一つ残念だったのがオリジナルVシェイプの7弦ギターの紹介はしたものの実際に演奏する事が無かった事。珍しいギターはやはり音が聴きたいものです。
機材関連の記事で目を引いたのは「美改造!! 劇的カスタム・アート術」と題された企画でデコ・ギターの術を掲載しています。デコ・ギターって・・・。しかもラインストーンを施したりとかするんだそうで・・・。なんかヤングギターというよりはバンドやろうぜとかGIGS的な企画っぽい感じがします。ちなみにデコ・ギターコンテストの参加者も募集しているようです。腕に自信があるという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
機材紹介の記事では珍しく?ディム・ボガーの機材紹介があったりします。
あと奏法企画ではモード奏法についての記事がありましたがモードはバッキングと一緒に演奏するとより分かりやすいのでDVD等で実演してくれると理解しやすいのではと感じました。
そして今月のギター製作コラムはヘッドトップの装飾。こうやって見るといかに手間が掛かっているのかよく分かります。
今月は名盤500選企画がかなりのヴォリュームだったので他のインタビュー記事とかのヴォリュームが少なかったような気がします。来月のDVDにはあの兄弟が登場という事ですがこの時期から推測するとデス声嬢がいるあのバンドの兄弟でしょうかね。


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